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上田医院は内科小児科を専門とする診療所です。

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〒779-3205 徳島県名西郡石井町高原字東高原181-2

2016月9月2号HEADLINE

スギ減感作療法

9月も後半。すっかり稲刈りも終わった感じです。田植えも早くなりましたが、稲刈りも本当に早くなりましたね。8月に稲刈りをしている田んぼもずいぶん多かった。いつからこんなに早くなったんだろう。おせち料理の注文も始まっています。「早期割引」って誘い文句で。「待って待って、そんなに急がんとって。」

急いだ方がいい事もあります。「スギ花粉減感作療法」

スギ花粉症の人に対して新しく保険適用になったお薬がありますのでちょっとご紹介。今までの薬は症状を抑える事を目的にしていたので症状のある時に飲み薬や目薬などを使っていただいていました。今回のは完治、または完治できなくても症状の出方を少なくするという発想の違う薬です。少しずつ体の中にアレルギー物質を入れて体を慣らしてしまうという感じです。アレルギー反応が起こってクシャミや鼻水が出るのは入ってきた花粉などの物質に体が異常に過敏に反応して体から異物を追い出そうとする反応です。それを、「こいつはそんなに悪いやつじゃないよ。」と少量ずつ慣らしていって喧嘩しないようにしようという考えです。以前から注射で始める方法はありましたが、通院が大変という事であまり広まりませんでした。今回、自分で服用するタイプの薬ができてチャレンジしやすくなったかもしれません。ただ、きっちり服薬する、数年に渡って続ける、などかなりの決心が要りそうですが、興味のある人はどうぞ院長にご相談を。花粉のシーズンから始めることはできません。花粉のない今頃から始めてないとダメなんです。早期開始ですね。

おせち料理やらスギ花粉症やら随分先の話ばかりいたしました。現実の話に戻って。新米、美味しいですね。ふわふわ鰹節にスダチを絞ってご飯に載せたらもうそれだけでご馳走です。でもそこが困ったところ。ついつい食べ過ぎてしまいます。夫婦二人で生活していたら計算上は12合のお米を炊いたら丁度いいくらい。朝はパンです、っていうご夫婦なら2合は残るはず。「え?足りないよ。」というご夫婦はちょっと食べ過ぎかも。もちろん体格や仕事量によるので一概には言えません。ま、目安として気にしてみてください。

美味しいお米があって美味しい野菜があって優しい田園風景が広がって、石井町は幸せな町ですね。いしいドームもあります、近くて便利、どんどん運動もできます。いつか来る老後が健康なものであるように、上手に食べて上手に運動。自分でできる健康管理、頑張って下さい。


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