「2016年明けましておめでとうございます」
今年は申年です。「見ざる言わざる聞かざる」などことわざに使われますが、上田医院は「診ます、言います、聞きます」の方針で今年も皆様の健康管理のお手伝いをさせていただきます。よろしくお付き合いください。
さて今年1番目のトピックスは「運動」。暖冬ということでお正月らしい寒さもなく穏やかな新年の幕開けでした。でも外で凧揚げをしている子供たちの姿、羽根つき、コマ回しなどで遊ぶ子供たちの姿など全く目にしませんね。今は室内でゲームをするのが「遊ぶ」ということになっているんだと思います。大人も寒さ暑さのない室内でテレビを観たり子供とゲームをしたりして過ごされた方が殆どと思います。今さら羽根つきやコマ回しと言われても・・・ですよね。
でも、子供の時に体を動かすことを好きになっていないと大人になって中々運動できません。「いやいや」する、のではなく楽しいからする、というのが理想的。少年野球やサッカーチームに入っている子供たちはその時間体を動かしますが、それだけじゃなく、普通にパパとかけっこする、かくれんぼして走る、運動場の平均台で早歩き競争する、そんな時間があればいいなあ。車の事故がこわい、子供たちだけで外でいたら変質者に襲われる、そんな心配事がたくさんあって安心して外に出せない嫌な時代になってしまいました。子供たちの自由な外遊びが難しいのも事実。だからといっていつも親が一緒にはいられない。どうしたらいいんでしょう。
徳島県の子供たちは全国平均を超えて肥満が多いとか。これは大人の責任ですよね。授業の休み時間に外に飛び出していくような「お外大好き!」な子供たちを育てるにはやっぱり
パパ、ママを卒業した私たち世代は自分のために「いやいや」でも運動です。今さら好きになれなくても関係ない。仕事、と思って運動です。元気でいることが子孝行ですよ。しばらくは寒さで外を歩くのがためらわれる季節ですが、歩き出してしまえば意外と大丈夫。スキーも同じ。汗ばむくらい暑くなることも。
さあ皆さん、今年の目標「毎日1万歩」始めてみませんか。筆者も万歩計つけてチャレンジします。(偉そうに言って三日坊主になったらどうしよう・・・)