桜、終わってしまいましたね。お花見、行かれましたか?「桜は桜、毎年同じだし。」と行かない理由を探していましたが、咲いたらやっぱり見に行きたい!前山公園と農大を散歩してきました。当、綺麗だった。上田医院の枝垂れ桜ももう峠を越えてすっかり葉桜。でもチューリップとビオラはまだ綺麗です。見てやってください。
高齢者の運転免許証返納が話題になっています。高齢者による運転ミスで大きな事故が相次いで起こってしまいました。慌ててしまってアクセルとブレーキを踏み間違える。パニックになって早く止めなきゃと思うほど間違ってアクセルを踏む。不幸な事故です。だからといってこの田舎で車なしの生活は制限されることがいっぱい。「大きな事故を起こす前に自主返納を!」と言われても決心のつかない人が多いと思います。バスが半額になったりタクシー料金が1割引きになったりサポートしてくれる制度はあるようですが、それだけで不便が解消されるわけではありませんものね。運転免許証更新の時の認知症検査もこの3月から始まりました。自動運転や安全装置が早く標準装備になると助かるなあ。
しかし、車に頼り過ぎて生活していることも事実です。どの家にも車があるのが当たり前みたいな時代ですが、私たちが子どもだったころ(何年前???)は自転車さえ贅沢だった。歩く、自転車、バスが当たり前。「待つ」という事が生活の中にたくさんありました。洗濯して乾かなかったら衣類を炬燵の中に入れたりアイロンしたりして乾くのを待つ。ご飯が冷めたら蒸し器で温かくしてくれるのを待つ。1時間に1本のバスを待つ。待つ、待つ、待つ。今は乾燥機、電子レンジに頼るし、電話でお迎えコールして少しでも遅いとイライラする。なんだか急いでいますね。
それより自分で歩きましょう。近いところは歩く。天気のいい日は歩く。買い物もリュック背負って歩く。そんな風に生活したら車がない生活も怖くなくなるでしょうか。体調が悪い時はタクシー。元気な日は歩く。理想的過ぎて無理ですか。
今、「いしいドーム」に行くと人がいっぱいです。65歳からは利用料が半額になります。健康のために時間とお金を使って通っている人がたくさんいらっしゃる事、嬉しい驚きです。そんな人がもっと増えて、単なる長寿ではなく健康長寿がいっぱいの徳島になればいいですね。車がないから、ではなく健康のために歩いている。そう前向きに考えて車を手放せたら幸せなんですが。でも車ないとやっぱり困るかなあ・・・相乗りタクシーとか始まってほしいですね。まず手始めに、「いしいドーム」まで歩いて行く?